毎週月曜~金曜 夕方6:15~7:00放送

キッチンの汚れを短時間でピカピカに!掃除のプロが教えるコツ

毎日の暮らしに役立つ情報をお届けする「くらしのアイデアパーク」。
今回は、こまめに掃除しないためにこびりついてしまったキッチンの汚れを、短時間でピッカピカにする技を、整理収納アドバイザーで掃除講師の佐藤亮介さんに教えてもらいます。

排水口の掃除法

■用意するもの

・重曹
・クエン酸
・セスキ炭酸ソーダ
・使い古しの歯ブラシ


①ゴミ受けや排水管を覆っているふたを外す

②水(400ml)を入れたスプレー容器にセスキ炭酸ソーダ(小さじ2杯)を溶かす。

③排水口にふきかけ、歯ブラシでこすって汚れを落とす


セスキ炭酸ソーダは、弱アルカリ性で油汚れをきれいに落とす働きがあります。

排水口の更に奥…ぬめりの掃除法

それでは、手の届かない排水口の奥のヌメヌメは、どう掃除すればよいのでしょうか。


①40~60°の熱めのお湯をため、重曹(大さじ1杯)を入れる

③そしてクエン酸(大さじ1杯)入れると・・・

シュワシュワと二酸化炭素の泡が発生!汚れに入り込んで浮き上がらせます。

③汚れが残っている場合は、歯ブラシでこする。


続いて、最初に外したゴミ受けと、換気扇の掃除をしてみましょう!

ゴミ受けと換気扇の掃除法

■用意するもの
・段ボール
・ゴミ袋
セスキ炭酸ソーダ
・キッチンペーパー
・ラップ
・使い古しの歯ブラシ(またはスポンジ)
油汚れを落とす、セスキ炭酸ソーダがここでも大活躍!


①最初に、段ボールの底の角を一カ所切っておく

 その理由は後ほど分かります!


②ごみ袋を中に敷き、約60℃のお湯を深さが20cmほどになるまで張り、セスキ炭酸ソーダを加える。

(お湯1リットルに対して大さじ1杯の割合)


③セスキ炭酸ソーダをしっかり溶かしたら、換気扇の羽を沈めて30分放置するだけ!
 排水管を覆っているふたとゴミ受けも同様に30分つける


④換気扇本体の汚れていた部分には、セスキ炭酸ソーダを染み込ませたキッチンペーパーとラップをかぶせて30分放置


⑤30分放置後、浮いてきた油汚れを歯ブラシまたはスポンジで落とす


汚れがこびりついた換気扇本体もこの通り!

Before
After

換気扇を最初につけ込んでおくと、より効率よく時短になりますね。

【ポイント】
最初に角を切った段ボールの部分からはみ出ているごみ袋をカットすると
たまった水が排水でき、後片付けも簡単に!

ついつい先延ばしにしてしまうキッチンの掃除。さっそく時短掃除術を試してみませんか?

Instagramでは、生活に役立つとっておき情報や、インスタ限定のレシピやアイデアなども発信していきます。
ぜひフォローしてくださいね。

アクセスランキング