児童・生徒環境美化絵画・イラスト展 2008年10月27日(月)
香川県内の小中学生を対象に、環境美化を訴える絵画・イラストを募集。
高松市役所1F市民ホールにて、絵画・イラスト展が開催されました。
児童・生徒環境美化絵画・イラスト展 表彰式および審査結果
環境美化のテーマのもと、身近な地域の中で取り組んでいる活動に焦点をあてている。たくさんの人々の協力で美しい町づくりに励んでいる様子を空から見下す構図で的確に表現している。特に川ざらいしている人の服装や用具の扱い方、動作などがよくとらえられている。
とても発想アイディアがよく、よく考えられた地球の絵や言葉には関心させられた。淡い色づかいで優しさが感じられ、全体に統一感を持たせ、まとまりのある表現となっている。
具体的なテーマを取り上げ、身近で自分達(子供)でも容易に実践可能なことから一歩一歩進めていこうという提案が示されていてよい。
とてもしっかりとした描写力で、ていねいにかき上げている。植樹というテーマがよくわかる構図となっており、植樹をする人たちの表情も豊かで、その人たちの思いや願いが伝わってくる作品である。
自分の地域で取り組んでいる事か、「ごみの分別収集」について具体的に絵に示されていて作者自身が身近な問題としてとらえていることが伝わってくる。さらに、人物の位置や大きさ・動作が工夫されると、とても見応えのある作品になってくると思われる。
海中の澄んだ水の中で、ゆうゆうと泳いでいるイルカやカメやその他の生き物たちが、生き生きと表現されている。こんな美しい海を子孫に残せるように世界中の人々が心を一つにして努力しましょうと言っているようだ。
作品を見ているだけで、とても楽しくうきうきとした気持ちにさせられる心温まる作品である。多くの魚たちをとてもあざやかな色使いで彩色し、クレパスの一塗り一塗りに、作者の思いが込められた力作である。
木、人、花どれもがとてもかわいらしく、色あざやかに表現できている。一列目が花、二列目が人、三列目が木で重なりをつくり、奥行きの感じる構図となっている。木や花にも楽しい表情をつけ、「私たちを大切にして」と言っているように感じる。
とても楽しく明るい色づかいによってたくさんの花々が生き生きと表現されている。1年生らしいかわいさがあり、「この花たちは私の友達だよ」という作者の声が聞こえてきそうなくらい、のびのびと楽しくかいている。
樹々や花々に囲まれて、植物を植える女の子が大きく描かれ、テーマがとてもよく分かる構図となっている。女の子の笑顔や明るい色づかいによって全体を楽しい雰囲気にしている。特に樹々の色がとてもあざやかで、印象に残る作品となっている。
デザインの基礎的技術である平塗りがしっかり出来ている。あとは伝えたいテーマを整理して、身近な生活の中で意識し、行動してほしいこと等をどのようにしたら絵の中に含めて表現できるか考えると、さらにいい作品になると思われる。
デザインの基礎的な技術である平塗りやレタリング・レイアウト等は上手に表せている。あとは見る人に伝えたい・考えて欲しい事柄を整理して絵に表すことを、アイデアスケッチの段階で十分に練れるようになるとベストである。
本年の応募数は、昨年よりも 42作品も多い、小学生 113点、中学生 84点の合計 197点でした。
たくさんのご応募ありがとうございました。
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