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〈新型コロナ〉うどん店支援する「うどん券」を22日発売へ 来店者数の激減を受け有志が企画 香川

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 新型コロナウイルスの影響でお客さんが減っている香川県のうどん店を、その名も「うどん券」で支援しようという取り組みが22日から始まります。

 高松市のうどん店、「ひさ枝」は新型コロナウイルスの影響で、以前と比べて来店者数が、平日は7割から8割ほど、休日は3割以下に落ち込んでいます。

(記者リポート) 「ひさ枝では、このように入口のドアを外し、トッピングは小分けされ、注文口にはビニールシートが張られています」

 このほか、換気のために窓やドアを開けたままにしたり、共用のトングや器の利用を控えたりと対策をとりながら営業を続けています。  苦しむうどん店を支援しようと、中小企業の経営者や高校教師らで作った団体「讃岐うどんを絶対守る会」が企画したのが「うどん券」です。この「うどん券」は、いわば「うどんの前売り券」です。

(記者リポート) 「うどん脳くんがデザインされたこの前売り券を使うと、県内のうどん屋さんを応援することができるんです」

 「うどん券」の最大の目的は、客足が遠のいているうどん店の資金繰りに役立てることです。

(ひさ枝 店主/久枝了さん) 「このうどん券で、ほんとは食べに来てもらいたい県外の方とか、県外におられる香川県出身の方とか、うどん屋を応援してもらうのと、終息したときに、おいしいうどんを食べに来てもらいたいなと思って。たくさん買っていただけたらありがたい」

(お客さんはー) 「お客さんが減っている中で、うどん屋さんの経営が厳しい中、僕ら消費者が協力してあげるということに対してもいいことかなと思います」

 「うどん券」は22日に開設されるホームページで販売され、日本全国から注文できます。  現在は、香川県のうどん店22店舗で利用可能ですが、「讃岐うどんを絶対に守る会」は今後、利用可能な店舗を増やしていく方針です。


(讃岐うどんを絶対に守る会/森田桂治 事務局長) 「日常の一杯、ふつうの一杯を守ることが、結果的に香川県全体のさぬきうどん文化を守ることになると思うので、ぜひ応援していただければと思います」

 また、ホームページには、各うどん店からのメッセージも載せられる予定で、新しいうどん店に出会うきっかけなるかもしれません。

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