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報道発 ドキュメンタリ宣言
2008年12月1日(月) 午後7:00〜午後7:54
ナビゲーター 長野 智子
ディレクター 井手 康行  山下 洋平(瀬戸内海放送)

ニュースの裏側に隠された壮絶な人間ドラマとは?秘められた愛と勇気と葛藤、そして苦悩の物語とは?
国際情勢、経済、スポーツ、事件、災害など「人間」を切り口にニュースの真相に迫っていく “本格派” ドキュメンタリー。

【みどころ】
2006年3月、高知県旧春野町で起きた白バイと
スクールバスの衝突死亡事故。バスを運転していた
片岡晴彦元運転手(54)は、安全確認を怠り白バイ隊員を死なせたとして、業務上過失致死の罪で起訴された。
「停まっていたバスに、猛スピードの白バイが突っ込んだ」という生徒や教諭、第3者の目撃証言にも関わらず、裁判所は禁固1年4カ月の実刑判決を言い渡す。判決の根拠となったのは、検察が提出した「ブレーキ痕の写真」、そして、現場を通りかかった「同僚の白バイ隊員の証言」だ。事故当日、バスに乗っていた生徒22人のうち、3人が警察で取り調べを受けた。このうち、検察が裁判所に提出したのは2人の調書のみ。窓際に座って白バイが衝突するまでの一部始終を目撃していた生徒の証言は、表には一切出てきていないことが分かった。検察側が起訴事実を立証するのに有利な証拠だけを出せばよい「最良証拠主義」は、有罪率99.9%の司法の現状を生み出し、冤罪の温床になっているのではないか。

番組では高松高裁での控訴審が始まる前の07年9月に取材を開始。事故鑑定人による実験など、新証拠は全て却下され、即日結審した控訴審。
「納得のいく審理をしてほしい」と上告した元運転手だが、8月、こちらも門前払いの棄却通知。10月23日、高知刑務所に収監される瞬間まで密着した。
引き離される家族の憤り、悲しみ、そしてひとつの事件を通して日本の司法制度の弱点を追究する。
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