
香川県では6年ぶり…農場の技能実習生12人が結核に集団感染
香川県で6年ぶりの集団感染です。さぬき市の農場で働いていた技能実習生ら12人が、結核に集団感染していたことが分かりました。
(香川県 薬務感染症対策課/井上喜美子 課長)
「結核の集団感染に該当すると判断し、本日付で厚生労働省に報告したところ」
結核に集団感染したのは、さぬき市の農場で働いていたラオス人の20代の女性ら、技能実習生12人です。
20代の女性は今年2月に来日し、さぬき市の農場で働いていました。4月の健康診断で異常を指摘された後入院し、
5月に肺結核と診断されました。入国前に感染していたとみられ、8月、退院して帰国しました。
東讃保健所が、女性と長時間一緒に入国講習を受けた実習生らを診断したところ、11人の感染が分かりました。うち2人は発病していますが、重症者はいないということです。

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