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「酒は飲んでいなかった」香川県 個人情報紛失の会見で虚偽説明

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 香川県の河川砂防課が今年1月に行った「個人情報紛失」についての謝罪会見で、嘘の説明をしていたことが分かりました。

 香川県河川砂防課は今年1月29日、個人情報が記された書類の紛失について謝罪会見を開きました。  当時、紛失の経緯について「副課長が書類を持って上司の土木部次長の家を訪れ、帰宅の際、紛失した。次長の家で酒を飲んでいない」と説明していました。

 しかし、実際は課長補佐が懇親会の会場となっていた次長の家に書類を持って行っていました。副課長は書類を受け取った後、次長の家で課長らと酒を飲み、帰宅の際、書類を紛失していました。

 香川県の聞き取りに対して、書類を紛失した副課長は「課長と課長補佐をかばいたくて自分が書類を持っていったことにした」と説明しました。  今年1月の謝罪会見に出席し、「飲酒はなかった」と説明していた課長は「飲酒と書類の紛失を結び付けてはいけないととっさに嘘を言った」などと話しているということです。

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