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岡山地方気象台が発表 観測史上最も遅いツバキの開花

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 ようやく一雨ごとに春めいて来ているきょうこの頃ですが、この冬は寒かったですね。7日、岡山では統計史上最も遅いツバキの開花が発表されました。

(記者) 「岡山地方気象台が定めた標本木のヤブツバキです。上のほうにポツポツ咲いてますね」

 岡山後楽園のツバキの標本木。7日には3輪の開花が確認されました。気象台によると岡山では統計史上最も遅く平年より56日、去年より69日遅い開花だということです。ただ、標本木以外ではもっと早く開花した木もあったそうです。

(記者) 「ここのツバキはもう花が落ちてますね。咲いているのもいいんですけど落ちたツバキも雰囲気がいいですね」

 コケの上雨に濡れたつややかな姿。少ししおれた花びらも趣があります。  ところで、俗説では武士はツバキを嫌ったという話があります。花をポトリと落とした姿が落ちた首を連想したからというものです。また、反対に潔さが愛されたという話もあります。真偽のほどは分かりません。なお、岡山後楽園では享保元年にはすでにツバキが植えられていたそうです。

 私たちにはもう1つ探しものが。ウグイスの初鳴き、つまり繁殖期のさえずりです。  7日、岡山気象台が今年初めて確認しました。平年より2日、去年より5日遅いそうです。ウグイスがいそうな薮などを探してみました。あいにくの雨もあり、見つかりませんでしたが、季節は前に進んでいるようです。

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