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岡山・赤字バス31路線廃止問題 両備グループが廃止日を統一

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 岡山市の両備グループが運行する赤字のバス31路線の廃止届を提出した問題です。両備グループは「利用者の混乱を避けたい」として、今年9月末と来年3月末としていた路線の廃止時期を、全て来年3月末に統一することを明らかにしました。

(両備グループ/小嶋光信 代表) 「廃止届を半年、1年になっているものを1年に揃えます。安心して定期が買っていただけるように」

 この問題は、岡山駅前と西大寺地区を結ぶ両備グループの黒字路線に、循環バス「めぐりん」を運行する八晃運輸が新規参入することから始まったものです。岡山県や岡山市などがこの問題を話し合う場を立ち上げる意向を示しています。

(両備グループ/小嶋光信 代表) 「廃止路線が全て残るような形で協議会で協議して、できるだけ早く答えが出るようにさせて頂きたい」

(バス利用者はー) 「(廃止時期が延びて)よかったです。バス会社さんのご都合でしょうけどね、なかなか利用者にはなかなか思うようにはいかないなと思いますけど」 「廃止にするよりは何か違う方法があるんじゃないかなと思いますけどね」

(記者) 「小嶋代表は会見で、めぐりんの新規路線の開設を認可した中国運輸局の対応を厳しく批判しました」

(両備グループ/小嶋光信 代表) 「認可反対の運動、これについては断固進めさせていただきます」

 両備グループは2月16日、めぐりんの新規路線の認可が降りた過程の情報開示を求める書面を、国土交通省に提出しました。開示の内容によっては、認可の取り消しや再審査を求める不服申し立ても辞さない姿勢です。

 八晃運輸は、「不当な競争を引き起こすおそれはないと判断され、認可された。より充実したサービス提供を行うことに他ならない」とコメントしています。


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