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鎌倉時代のお墓 木棺は約1m四方 出土品で歴史たどる特別展 岡山市

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 岡山大学が敷地内で発掘した出土品などをもとに歴史をたどる特別展が、岡山シティミュージアムで始まりました。

(記者)  「岡大津島キャンパスがあった場所の縄文時代の様子を再現した平面図。川が中央に流れています。赤い印は火をたいた跡、黒い印は食べ物を保存していた所です。」

 津島岡大遺跡や鹿田遺跡の出土品など約530点を展示し、縄文時代から現代までの歴史をたどっています。鹿田遺跡は平安時代藤原摂関家の荘園になっていて、都とのつながりが奈良時代から強かったと考えられています。

 鹿田遺跡で見つかった鎌倉時代のお墓の跡もみつかっています。木棺は約1メートル四方です。

(訪れた人は)  「ちょっと狭いなと思いますね。」  「長く寝そべらないでぎゅっと縮まった形で埋葬っていうのは、小さい器で済むからなのかな。」

 岡山大学の前身の1つ第六高等学校の資料もありました。

(第六高等学校OB/金政泰弘 さん)  「4000年の歴史が非常に感銘深く聞かせていただきました。最後に六高がちょろっとありますが、これはものの数ではございません」

(岡山大学 埋蔵文化財調査研究センター/南健太郎 助教)  「身近なところにこんなに素晴らしいものがあるんだということを、見に来た方に感じていただきたい。」

 特別展「瀬戸内海が育んだ交流の記憶」は3月4日まで岡山シティミュージアムで開かれています。

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