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鳥インフル発生の養鶏場 9万羽以上の殺処分始まる 香川・さぬき市

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 香川県さぬき市の養鶏場で、鳥インフルエンザの感染が疑われていた問題です。感染力が強い「高病原性」の鳥インフルエンザウイルスが確認され、約9万2000羽のニワトリの殺処分が行われています。

(香川県/浜田恵造 知事)  「先ほど遺伝子検査PCRで、高病原性鳥インフルエンザが確定いたしました。」

 香川県は10日遺伝子検査を行いましたが結果がはっきりせず、11日行った再検査で「高病原性」と分かりました。 家畜での鳥インフルエンザの発生は四国で初めてで、全国では今シーズン初めてです。

(記者)  「白い防護服を着た職員が多数確認できます。」

 感染の確定を受けて香川県は11日深夜からニワトリの殺処分を始めました。さぬき市の養鶏場と近くにある系列の養鶏場の合わせて約9万2000羽を12日の深夜までに殺処分し、週明けから焼却する計画です。しかし12日午後3時までに殺処分したのは全体の半分にも満たない3万4000羽余りで、当初の見込みより遅れています。

 また、この養鶏場を含む半径3キロ圏内の9つの農場に、卵やニワトリの持ち出しや持ち込みを禁じる「移動制限」を、3キロから10キロ圏内の18農場に持ち出しを禁じる「搬出制限」をかけました。

(記者)  「疫学の専門家ら調査チームが現場近くに到着しました。」

 国や県などによる調査チームが12日午前、現場の養鶏場に入り感染経路などを調べています。

 殺処分は12日午後7時半に全て完了しました。

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