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危険ドラッグ事故 娘を失った遺族が命の尊さ伝える 香川・高松市

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 高校生に命の尊さを訴えました。2014年に危険ドラッグが絡む交通事故で、小学生の娘を失った善通寺市の男性が高松市の高校で講演しました。

(小学生の娘を失った/秋山隆志さん)  「一番悲しく思ったことは、喪主として実久の火葬ボタンを妻と2人で押したことでした。」

 香川中央高校の生徒、約600人を前に講演したのは、善通寺市の秋山隆志さんです。

 秋山さんの娘、実久さんは2014年、善通寺市で危険ドラッグを使用した男が運転する車にはねられ、死亡しました。犯罪被害者への理解を深めてもらおうと、香川県警とかがわ被害者支援センターが8日の講演を企画しました。

(秋山隆志さん)  「様々な法律や交通ルールがあります。守っていれば絶対大丈夫とは言いませんが、加害者や被害者になる確率は少なくできると思います。」

(生徒は)  「自分が死んでしまったときに残された両親が悲しむっていうのを思ったら、自分だけの命じゃないのかなと思いました。」

(秋山隆志さん)  「なぜ(交通ルールを)守らなければいけないのかっていうことを、ちょっと考えながら行動を起こしていただけたらなと思います。」

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