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西日本豪雨で堤防が決壊した小田川 「氾濫危険水位」に到達、真備町で一時450人以上の住民が避難 岡山

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 大雨で河川が増水し「氾濫危険水位」となりました。2018年の西日本豪雨で堤防が決壊した小田川では、14日午前「氾濫危険水位」に到達しました。倉敷市真備町では一時、450人以上の住民が避難しました。

(記者) 「普段は緑が生い茂っているこの川も、今は茶色く濁ってしまっていてさらに川の水の量は氾濫危険水位に迫っています」

 午前8時、岡山河川事務所と岡山地方気象台は矢掛町の小田川が「避難勧告」の発令の目安になる、「氾濫危険水位」に到達したと発表しました。

 岡山河川事務所によりますと小田川が「氾濫危険水位」に到達したのは、2018年7月の西日本豪雨以来、初めてです。    これを受けて倉敷市は真備町の住民に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令しました。町内の5カ所に避難所が開設され、一時、466人が身を寄せました。

 二万小学校の避難所では避難者同士の間隔を空ける感染症対策がとられましたが、車内で過ごす人もいました。

(避難した住民はー) 「みんな避難すると言ってたから、一人だけ残ったらいけんからな」 「心配で早くとにかく逃げないといけないということで、間隔を空けて十分措置を取られて安心しております」

 現在、小田川は「氾濫危険水位」を下回っていますが、普段と比べて水位が増しているため、今後も警戒が必要です。

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