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大雨の影響で新型コロナ感染拡大後初の避難所開設 真備町の住民から不安の声 岡山・倉敷市

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 新型コロナウイルスの感染拡大後、初めての避難所開設です。大雨の影響で7日夜、倉敷市などに避難所が設けられました。2018年の西日本豪雨の被災地倉敷市真備町では、避難した住民から不安の声が聞かれました。

(記者) 「おととしの西日本豪雨で甚大な被害があった真備町の避難所です。開設から50分で20人が避難しています」

 土砂災害の恐れが高まったとして倉敷市は7日午後7時、市内の33カ所に避難所を開設しました。西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町の岡田小学校には一時41人が避難しました。

 新型コロナウイルス対策として、避難した人は検温を受けたり間隔を空けたりしました。

(西日本豪雨で自宅が全壊) 「前回(避難所に)逃げ損なったからそれで怖いから」 「コロナの心配はあったが、もし万が一コロナがあっても私は避難所に行くと決めていた」

 午後8時ごろ、倉敷市の伊東香織市長が岡田小学校を訪れ、避難した人に声を掛けたり感染症対策を確認したりしました。

(岡山市/伊東香織 市長) 「距離をとらないといけない。あまり近くでお話をしないようにと話してきた」

 8日未明には倉敷市、浅口市、里庄町と香川県善通寺市に「避難勧告」が発令されましたが、午前中に解除されました。

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