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〈新型コロナ〉湯郷温泉のホテルで2週間遅れの入社式 ニュージーランド出身の新入社員も新たな一歩 岡山

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 岡山県美作市の温泉旅館で、例年より2週間ほど遅い入社式が行われました。

(記者) 「新入社員の皆さん、緊張した様子です」

 美作市の温泉旅館「ゆのごう美春閣」では、グループの鷲羽山下電ホテルと合同で、新入社員5人の入社式を行いました。

 新型コロナウイルスの影響で、例年より約2週間遅い入社式です。

(下電ホテルグループ/永山久徳 社長) 「本当に不安な門出だと思いますし、これからどうなるんだろうなと心の中落ち着かない中での入社かと思いますけど、われわれは精一杯頑張って、お客様に喜んでいただいて」

 新入社員の一人でニュージーランドから来たマックス・ウォルトンさん。大学で日本文化を学んだウォルトンさんは念願だった日本での仕事の第一歩を踏み出します。

(下電ホテルグループ/永山泉水さん) 「やはり待機してる間、恐らく不安なんじゃないかなということも含めて、心配しながらも楽しみに待っていました」

(新入社員/マックス・ウォルトンさん) 「いろいろ大変でしたが、一番大切だと思うのが、無事に来られて仕事ができる(こと)。湯郷の名前を世界に広げたいと思っています」

(新入社員/近藤海斗さん) 「やっと働けるということで待ち遠しいものがあったので、ほっとしました」

 新入社員の5人は約1カ月、社内で研修を行った後、それぞれの部署に配属されます。

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