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【会見詳報】香川の小中高も臨時休校へ 卒業式、入試は?教育長会見

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、香川県も国の要請を受け、県内の小中高校を来週から休校にすることを決めました。香川県教育委員会の工代祐司教育長が28日午前、記者会見で発表しました。会見の詳報は以下の通り。

■市町立の小中学校は3日(火)から休業  市・町立の小中学校につきましては、各市町教育委員会と昨夜来協議したうえで、3月3日火曜日から3月24日火曜日までを臨時休業期間とする。  3月3日からとした理由は、2日の月曜日から臨時休業とした場合に生じる準備不足による混乱を避け、一人一人の子どもたちの安心・安全や子どもの居場所の確保に一定の時間が必要だと考えたため。  保護者に対しては、預かり保育の手配をしたり、職場で休暇の申請をしたりする時間を少しでも確保できるのではないか。  児童・生徒に対しては、臨時休業の趣旨や、臨時休業中の注意事項等を適切に学校側から指導する必要があるため。

■県立学校(高校、特別支援学校など)は2日(月)から休業  県立学校については、3月2日月曜日から春休み開始日までとする。  具体的には、県立高松北中学校は3月2日月曜日から24日火曜日まで。県立高校及び特別支援学校は、2日月曜日から19日木曜日までとする

■卒業式はできるだけ少人数で実施  県立学校の卒業式については、原則として、卒業生・保護者・学校職員のみで行うこと。  保護者の参加については、できるだけ人数が少なくなるよう理解を求めていく。来賓の出席については、原則としてお断りすることとする。  また、風邪のような症状のある方の不参加を徹底するとともに、アルコール消毒薬の設置、会場のいすの間隔をあけて参加者間のスペースを確保する等の、感染症拡大防止の措置をできる限り、講じたり、生徒の在校時間が極力短くなるよう、開催方法の工夫について十分に配慮することとする。


 なお、入学式に関しては、感染の拡大状況を注視しながら、3月下旬に対応方針を決定する。

■高校入試は予定どおり 感染者は追試も  高校入試については、現在のところ日程や実施方法の変更は予定していないが、次のとおり対応する。  当日は、感染予防のためにできるだけマスクの持参・着用をお願いする。また、原則として、新型コロナウイルスに感染している者、および感染が疑われる者は受験は認めない。  一般選抜を受験できなかった者のうち、医師の許可が下りたものは、追検査(追試)を受験することができる。また、追検査も受検できなかったものに対しては、3月24日に特別の追検査を実施したいと考えている。

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