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「ドクターヘリ導入で救命率が40%上がる」検討委員会が県知事に導入求め提言 香川

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 ドクターヘリの導入で救命率が40パーセント上がると試算しています。医師や医療機器を乗せて救急活動にあたるドクターヘリについて、香川県の検討委員会が29日、浜田知事に導入を求める提言を行いました。

 ドクターヘリ導入検討委員会の久米川啓会長が浜田知事のもとを訪れ、報告書を手渡しました。  報告書では、救急医療や災害医療の充実のためにもドクターヘリの導入が必要だとしていて、県立中央病院と香川大学付属病院を基地病院として運用するよう提言しています。

 ドクターヘリは現在、43の道府県に配備されています。中四国で唯一配備されていない香川県は、主に、県の防災ヘリで代用しています。

 検討委員会の試算では、ドクターヘリ導入後は年間240件を超える出動が見込まれていて、救命率は導入前より40パーセントほど上がるとみています。

(ドクターヘリ導入検討委員会/久米川啓 会長) 「1分1秒を争う治療がいち早くできることによって、救命率も上がりますし、後遺症も少なく終わると、できれば1~2年のうちに導入に持っていければと思っております」

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