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春節を前に新型コロナウイルス対策 岡山空港ではサーモグラフィーを使った体温チェックも

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 中国の武漢市で発生し、日に日に感染が拡大している新型コロナウイルス。日本への旅行客が増える中国の旧正月「春節」を前に岡山県が23日、対策に乗り出しました。

(記者) 「まもなく関係者を集めた会議が開かれます、県内での感染拡大を防ぐため情報を共有します」

(会議) 「緊急ではありますが、適切に対応していくことを確認するために本日の会議を開催した」    岡山県庁で開かれた連絡会議には、保健福祉部の職員ら13人が出席しました。そして患者が発生した時の対応や、岡山県の3つの医療機関に患者の受け入れを依頼したことなどを確認しました。

 新型コロナウイルスは2019年12月、中国の武漢市で発生し、感染が拡大しています。

 中国での死者は23日現在17人となり、感染者は日本やアメリカ、韓国など中国本土以外も合わせると570人を超えています。

 この緊急事態を受けて外務省は23日、武漢市に対する感染危険レベルを「レベル1」から不要不急の渡航中止を促す「レベル2」に引き上げました。

 岡山空港では武漢市に近い上海からの直行便を毎日運航していて、2019年は約6万7000人が利用しました。

 中国では24日から旧正月にあたる「春節」の連休に入るため、約70万人の中国人旅行客が来日すると見込まれています。

 岡山空港では注意喚起のポスターや、サーモグラフィーを使った体温チェックを行うなど対策を強化しています。

(広島検疫所 岡山空港出張所/渡辺 裕一 所長) 「上海からのお客さんが増えてくるとなると健康状態のよくない方が入ってきますので、十分注意して対応していきたい」

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