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109年の歴史に幕 宇高航路の最終運航に名残惜しむ大勢の人たち 岡山・香川

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 宇高航路109年の歴史に幕を下ろします。玉野市の宇野港と高松港の間を唯一運航している四国急行フェリーは最終日の15日、名残を惜しむ大勢の人たちで混雑しています。

 15日の高松港は「乗り納め」を楽しむ人や見送る人、最後の姿を写真に収めようとする人たちで朝から混雑しました。1日5往復ですが、出航の2時間前から乗船を待つ車の列ができていました。

(乗船する親子はー) 「息子がフェリーの中で食べるうどんが大好きで、最後だと思ってきょうは食べに行きます」

(乗船する男性はー) 「20代のころに高松から宇野に行った。それをもう一回、振り返ってみたいなと」

(見送る人はー) 「もう何回も利用してずっと心の中に、記憶にとどめておきたいと思ってます。今まで長い間ありがとうございました」

 四国急行フェリーの最終便は15日午後7時50分、高松港を出航します。

(四国フェリー/堀川智司会長) 「われわれ企業がここまで努力した結果がお客さんの評価としてこの最終日になっております」

 1910年に国の連絡船が就航して以来、本州と四国を結ぶ大動脈として人や車の移動を支えてきた宇高航路。15日の運航を最後に109年の歴史に幕を下ろします。

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