香川県土庄町の宝生院で樹齢1600年といわれるシンパクに飾る「しめ縄作り」が行われました。
小豆島八十八カ所霊場のひとつ「宝生院」の境内には、国の特別天然記念物に指定されたシンパクがあります。幹の回りは16.6ｍ、高さは20ｍほどあり、樹齢は推定1600年といわれています。
宝生院でのしめ縄作りは100年以上前から行われていたとされる伝統行事で、シンパク保存会や地元自治会から約20人が参加しました。
近くの農家から分けてもらったわらを使って長さ約18ｍ、太さ約10㎝のしめ縄と、しめ縄に垂らすはかまを4時間かけて完成させました。
（宝生院／高橋寿明 住職） 「去年以上の、大きな立派なしめ縄が出来ましたので、今後も地域の安全を願っていきたいと思います」
正月の準備ができたしめ縄は1年間飾っています。
