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保育士確保へ認可保育園の園長らが岡山市に要望 保育士不足の影響で約3割の認可保育施設で定員を下回る児童しか受け入れられず

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 岡山市の認可保育園の園長らが4日、待機児童を減らすため保育士を確保するための要望書を岡山市に提出しました。

 岡山市の大森雅夫市長に要望書を提出したのは、私立の認可保育園と認可こども園の園長会の会長ら5人です。

 岡山市では保育士不足の影響で、約3割の認可保育施設で定員を下回る児童しか受け入れられていません。その影響もあり、10月の待機児童の数は386人で2年半ぶりに増加しています。

 要望書には、園が人材派遣会社に支払う保育士の紹介料を補助することなどが盛り込まれました。

 また、2019年度で終える予定だった保育士の賃金を2パーセント上乗せする岡山市独自の施策を2020年度も継続して増額するよう要望しました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「(保育士の賃金上乗せを)3パーセントにするということも、これからの検討材料として具体的に考えていきたい」

(岡山市私立認可保育園 園長会/高山学 会長) 「保育士を確保しなければ前に進みませんので、なんとしても潜在保育士を含めて保育士の掘り起し、確保に努めていただきたい」

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