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香川・徳島の県境のトンネル 両県の消防・警察が交通事故を想定し合同訓練

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 香川と徳島の県境にあるトンネルで交通事故を想定した訓練が行われました。

 訓練には香川県と徳島県の道路管理者や警察、消防などから約130人が参加しました。

(記者) 「訓練はトンネル内で車2台が正面衝突し、自力での脱出が困難な人がいるという想定で行われます」

(訓練の様子) 「軽自動車はフロントの部分が大破して、運転手が閉じ込められている状況です」

 香川県と徳島県にまたがる「鵜の田尾トンネル」は事故や災害が発生した場合、両県が連携して対応することになっています。そのため、年に1回、合同で訓練を行っています。

 9日は、実際に車のドアを機械でこじ開け、閉じ込められた人を救出する作業も行われ、両県の参加者が連携を確認しました。また、ガソリンが漏れて車両火災が起きたことを想定した消火訓練も行いました。

(大川広域消防本部/多田義博 警防課長) 「この訓練は実際の現場には必ず生かせられると思っている。万が一あった時には協力し合って全力で活動したい」

 「鵜の田尾トンネル」は1日に約3500台の車が通りますが、これまでに大きな事故は起きていないということです。

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