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「待機児童ゼロ」へ先行き不透明 保育士不足や10月からの保育無償化の影響予想できず 岡山市

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 岡山市の今年4月の待機児童の数は353人でした。大森市長は、保育士不足などの影響で先行きが不透明なものの、来年度も引き続き待機児童ゼロを目指す考えを示しました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「来年度もあきらめたわけではありません。保護者のためにやれることはやっていくと」

 岡山市の今年4月の待機児童の数は、去年4月より198人少ない353人でしたが、保育士不足のため3割以上の認可保育施設で、定員を下回る児童しか受け入れられていません。

 アンケートによると、来年度の入園申し込みは1万9424人に達する見込みです。市は、それを上回る1万9800人分の受け皿を確保する方針ですが、深刻な保育士不足や、10月に始まる保育無償化がどう影響してくるか予想できないとしています。

 市は、今後も保育士の処遇改善や認可保育園の整備に取り組み、2023年度までにさらに2400人分の受け皿を確保する方針です。

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