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「香川県にとって最も危険なコース」 大型台風10号が15日に四国上陸へ

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 大型の台風10号は、進路を北寄りに変えて西日本に接近しつつあり、15日、四国に上陸します。

 香川には15日昼過ぎから夕方にかけて、岡山には15日夕方に、最も接近するとみられています。

 香川は、15日午前9時から午後6時にかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨となるもようです。1時間に50ミリとは、バケツをひっくり返したように降る雨です。  岡山は正午ごろから雨足が強まり、夕方から夜遅くまで非常に激しい雨となりそうです。

 総雨量は、香川では多いところで300ミリ~500ミリと見込まれ、去年の西日本豪雨に匹敵する雨量となります。

 風は、岡山・香川ともに昼から夜遅くまで風速20メートルの暴風となります。

 雨・風以外に気をつけるべきことは高潮です。今は潮位が高くなる大潮の時期でもあり、15日夜は、満潮と、台風による水位の上昇が重なりそうなんです。

 満潮時刻は、高松港が15日午後11時52分頃。宇野港は午後11時55分頃です。危険ですので、川や海に近づかないようにしてください。

(高松地方気象台/松下浩則 観測予報管理官) 「今回の台風は、香川県にとって非常に災害を発生しやすい最も危険なコースを通ってきます。土砂災害の危険地域、浸水想定地域等を自分たちの住んでいる町のハザードマップ等で確認していただいて、早め早めの行動をお願いしたいと思います。」

 今後の最新情報にご注意ください。

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