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日本一の満濃池で小学生が農業と水の大切さを学ぶ 香川

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 子どもたちに農業や水の大切さを知ってもらおうと香川県が農業の関連施設について学べる見学会を行いました。毎年、香川県が行っている「ふるさと探検隊」には県内の小学生38人とその保護者が参加しました。

 ちびっこ隊員たちを乗せたバスがまず最初に向かったのは香川県農業試験場。こちらでは香川の農産物とその栽培方法について学びます。

(記者) 「こちらは香川県で開発されたおいでまいなどが栽培されています。今香川県の農産物について説明を受けているところです」

 そして、お米を栽培している田んぼや県オリジナル品種のアスパラガス、「さぬきのめざめ」などを育てているビニールハウスを見学しました。渇水が多い香川県ではアスパラガスの水やりを工夫しています。

(職員の解説) 「ちっちゃい穴から水がぽたぽた出ているんですけどこういった水のやり方をすることで水を無駄なく少しずつ出すことができます」

 こちらは点滴テープと呼ばれる道具で管の中を通る水が無駄なく作物に行き渡る仕組みになっています。

(参加した小学生はー) 「お米の種類がいっぱいあることと、アスパラガスが何十年も生きることがわかった」 「葉っぱが変なとげとげみたいになっとったから、変な形やなってなってびっくりしました」

 次に訪れたのは満濃池です。満濃池は貯水量日本一の農業用ため池で、その水は主に県内の田んぼや畑の水に使われています。

 満濃池は50メートルプール約6160杯分の水を貯めることができるという説明には、子どもたちも驚いた表情を見せていました。

(参加した小学生はー) 「日本一大きいっていうのが初めて知りました」 「ため池があんなにあるとは知らなかったです」

(香川県 農村整備課/庄野寿規 主任) 「農業の大切さ、農業用施設の大切さ、農村風景を大切にしていただくことを学んでいただけたらと思います」


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