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住民vs事業者 こう着状態続く 豊島の太陽光発電所の建設問題 香川

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 依然こう着状態が続いています。香川県土庄町豊島の太陽光発電所の建設問題で建設に反対している住民と事業者との話は、平行線のままでなかなか打開策が見出せない状況になっています。

 豊島唐櫃の予定地に750キロワットの容量の太陽光発電所を設置するもので、事業者は既に4年前に国の認可を受けています。これに対し、住民のほとんどが景観上問題があるなどとして反対しています。

 設置を計画しているのは広島県の事業者で、今年2月に予定地の強度試験を実施し、5月に住民への説明会を開きました。しかし、この事業者が行った強度試験の計算がJIS・日本工業規格の基準を守っていないことが分かりました。  住民は、事業者が信用できないとして、国の機関に認可の取り消しや適切な指導を要望しました。

 こうした住民の動きに対し、事業者は計算をやり直し建設に向けた協定書への署名を求めています。これに対し、住民は事業者が豊島に来てきちんとした説明をしない限り、話し合いには応じられないとし、あくまで設置反対の意向を示しています。

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