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JR岡山駅の新幹線ホームに可動式の柵 設置工事がスタート、使用は12月から

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 駅での人身事故を減らします。JR西日本が岡山駅の新幹線ホームに可動式の柵を取り付ける工事を始めました。

 柵が取り付けられるのは、JR岡山駅の22番乗り場と23番乗り場です。午前1時、ホーム柵を載せた車両が22番乗り場に着き、仮設の置き場に運び込みました。

 高さ1.3メートルのホーム柵33台を、25日から8回に分けて長さ約400メートルのホームに取り付けていきます。来年2月からは23番乗り場でも取り付け工事が始まります。

(記者) 「今までは乗り降りするところに柵がなく、線路に落ちてしまう危険性がありましたが、新しい柵は乗り降りするとき以外は常に閉まっているため、より安全です」

 JR西日本のホームでは2017年に17件の人身事故が起きていて、岡山駅でも過去に線路内に犬や男の子が立ち入る事案が起きています。

 JR西日本は2016年、1日の乗降人数が10万人を超える駅にホーム柵の整備を優先して進める方針を発表していました。今回の総工事費は約18億円で、コストがかかることが、設置まで時間がかかった原因の1つでもあります。

 JR西日本が管轄する新幹線の駅18のうち、岡山駅は新神戸駅に続いて2番目に可動式ホーム柵が設置されることになります。

(JR西日本 岡山機械区/小幡史明 区長) 「お客様に安心してホームをご利用いただくために、この可動式ホーム柵の設置を進めてまいりますので、ご理解ご協力をお願いしたい」

 22番乗り場の可動式ホーム柵は、12月から使用が始まります。

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