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アルミ鍋ヘルメットににじむ戦争の悲惨 瓦町FLAGで高松空襲の遺品展

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 戦争の悲惨さを伝え平和の尊さを感じてもらおうと、高松市で高松空襲の遺品展が開かれています。

 1945年(昭和20年)7月4日、高松市はアメリカ軍の空襲により中心市街地の約80パーセントが焼かれ、1359人の尊い命が奪われました。

 会場の瓦町FLAGには、高松空襲の写真や市民から寄せられた遺品など約70点が展示されています。

 展示されている物の中には、アルミ鍋で作られたヘルメットがあります。戦時中は鉄などの物資が不足し、生活用品を使って身を守るなど、苦しい生活が続いていました。  また、市内に住む男性から市に寄贈された遺品の手紙もあります。戦地へ出向いていた兵士から幼稚園に通う子どもへ宛てて書かれたもので、現地の様子や子どもの健康を願う言葉がつづられています。

 「高松市戦争遺品展」は、瓦町FLAGの2階のコンコースで、29日まで開かれています。

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