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揺らぐ子どもの安全…川崎19人殺傷事件 高松の見守りボランティアは

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 川崎市で28日、登校中の小学生ら19人が刺され、2人が死亡しました。相次ぐ事故や事件で子どもの「安全」が揺らぐ中、高松市で小学生の見守り活動を行っているボランティアの人たちに話を聞きました。

(見守りボランティアはー) 「常に見守りはしているけど、ああいうことは想定もしてないし、想像もしていないので」 「事件にあわれたお子さんとか親御さんは、本当にショックだと思う」

 28日朝、川崎市で登校中の小学生ら19人が51歳の男に切り付けられ、小学6年生の女の子と39歳の保護者の男性が死亡しました。

 高松市立太田小学校区では、毎朝、児童の登校時間帯に地域住民7人とPTA約20人が街頭に立っています。

(記者) 「オレンジのベストを着た地域ボランティアの方と保護者の方が散らばって立ち、死角がないように子どもの安全な登下校を見守っています」

 車通りの多い道で小学生の安全な通行を確保するとともに、不審な人や車がいないか防犯への意識も高めています。

(見守りボランティアはー) 「変わった人がいたらなるべく注意して、その人の行動を見るとか、そういうことをしないといけないと思っています」 「時々1人で帰る子どもがいるが、学校の方にも先生にお願いして、なるべく1人で帰らないで、2人とか3人で一緒に帰るように」

 川崎市の殺傷事件を受けて香川県教育委員会は、29日、市や町の教育長と学校長にあて登下校時の安全確保を図るよう「依頼文」を送りました。  また、香川県警も警察庁からの連絡を受け、子どもの集団登校の集合場所を確認して警戒パトロールを行い、不審人物への職務質問を強化する方針です。

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