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寝ている間に「北陸3県」 夜行バスが6月21日から運行開始 香川

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富山、石川、福井の「北陸3県」と、香川、徳島、高知の「四国3県」を結ぶ夜行バスが、6月から新たに運行することになりました。

 北陸新幹線の開通やクルーズ客船の誘致で、国内外から多くの観光客が集まる「北陸3県」。  ジェイアール四国バスは西日本ジェイアールバスと共同で北陸と四国を結ぶ夜行高速バスを、6月21日から運行すると発表しました。その名も、「北陸ドリーム四国号」です。  午後8時に高知を出発する便と、午後8時5分に富山を出発し、四国へ帰ってくる便の1日1便ずつの運行を予定しています。

 香川県から行く場合、高松市の「高松中央インター」もしくは東かがわ市の「高速大内」から乗車。福井駅や金沢駅を経由して終点・富山駅には翌朝8時21分に到着します。

(ジェイアール四国バス/藤川修一 営業課長) 「いろいろと調査をしていく中で、北陸新幹線が開業して非常に取り上げられている金沢エリア、というところに注目して、これは商機あるなと感じました」

 現在、香川県から富山県に行くためには、新幹線と在来線を使うと最短約5時間半…。また、飛行機と北陸新幹線だと最短で7時間ほどかかります。

(記者) 「どちらのルートも、夜行バスよりも早く到着することができますが、その路線に対抗し、バスの就航を打って出る企業の狙いは?」

(ジェイアール四国バス/藤川修一 営業課長) 「寝ている間に着いてしまうということは、時間をそれだけ到着してから有効に、遊ぶこともそうですし、ビジネスの利用でも有効に時間を使えるという点が、利点ではないかなと思います」

 料金は、香川県内の乗り場から富山駅までは「片道9000円から」ですが、6月21日の運行開始から9月までは、全区間均一で「片道3000円」というキャンペーンも行われる予定です。


(ジェイアール四国バス/藤川修一 営業課長) 「私ども、四国内から大都市にしかこれまで高速バスというのは基本的に走らせていませんでしたので、豊かな自然とそれぞれの歴史文化が各県にありますので、そちらの魅力を高速バスでつなげられたらと考えております」

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