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まるで海をキャンバスにしたアート作品のよう 瀬戸内海で舵杯ヨットレース 高松市

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 風の力だけでゴールを目指すヨットレースが高松市で開かれました。

 1976年に始まった「舵杯ヨットレース」は、大阪湾や瀬戸内海などで開かれていて今年で44回目です。

 高松市のヨット競技場で行われたレースには、岡山県や大阪府などから52艇、約300人が参加しました。

 サンポート沖からスタートし、女木島などを周るおよそ29キロを風の力だけで進んでいきます。  28日は、風が弱く厳しい状況でしたが、吹く方向や強さなど風の変化に対応してゴールを目指していました。

 高松市では、ヨット競技場の再整備が完了したことに伴って去年、初めて開催されました。駅近くの海岸からレースを見ることができる全国で唯一の場所であることなどから今年も会場に選ばれました。

 瀬戸内海に多くのヨットが集まる様子は、まるで海をキャンバスにしたアート作品のようでした。

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