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新元号「令和」で早速動き こいのぼりメーカーやはんこ店 平成名の企業はどうする?

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 新元号「令和」の発表に合わせ、岡山・香川でもさっそく、多くの人があわただしく動き始めました。

 岡山県和気町のこいのぼりメーカーでは、発表後すぐに新元号が入ったこいのぼりを掲げようと大忙しです。

(記者) 「新元号が発表されてまだ5分足らずですが、デザイナーさんが早くも『令和』というデザインを作成しています」

 予想外の漢字にばたつきましたが、各部門が連携プレーでこいのぼりを仕上げ、発表から約1時間半後。「令和」を祝うこいのぼりが大空を泳ぎました。

 高松市の書道教室では…

(記者) 「発表を受けて子どもたちが早速新元号を書いています」

(子どもたちはー) 「『令』の左はらいが少し長くなったり、短くなったり細くなったりして、バランスが悪くなったけど、何回も書いて慣れてきたら、うまく書けたので良かったです」 「平成は『成』っていう字が難しかったので、令和の方が案外簡単だと思います」

(黒田書道教室/黒田玉藻さん) 「令は縦長になってしまうのでそれを気をつけること。和はのぎへんを左の方にもっていて、右は口を少し斜めにもっていくときれいに書けると思います」

 街のはんこ店では…

(大原順進堂/大原義久 社長) 「令和…令和…、どうしようかな、書きやすいっちゃ書きやすい…」

 香川県庁近くのはんこ店では、早速、行政や医療関係の企業から書類の訂正印用に注文が入っていました。

(大原順進堂/大原義久 社長) 「きれいな漢字だとは思うんですけど、ちょっとこの『令』がね、点なのか線なのかでお客さんと揉めたらいやだなと…。平成は暗い話題も多かったので、(訂正印と同じで)打ち消していけたら、新しい良い時代になっていったらいいなと思います」


(記者) 「こちらの会社では、新元号発表を受け、新元号入りのTシャツの製作にとりかかっています。」

 オリジナルTシャツなどを製作・販売する高松市の会社では期間限定で「新元号デザイン」のTシャツを作っています。

(プラスワンインターナショナル 企画営業部/郷田育志さん) 「事前に居酒屋の店長さんから新元号のデザインを入れて、すぐに着て、お店で使いたいというご依頼をいただきました」

 一方で、こんな会社も…

(平成レッグス/住谷幸伸 社長) 「(Q.どうして平成を付けた?)ちょうど元号が昭和から平成になったということで。このタイミングだなとピンときたので、社名を変えることにしました。会社としては30年間、事業もスクラップ&ビルドしながら、変えていきながら乗り切ってこられた。(Q.社名を『令和』に変えることは?)今のところありません」

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