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小学校などの跡地でバナナ生産へ 岡山市がD&Tファームに売却方針

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 バナナ栽培で地域を盛り上げます。岡山市は北区足守地区の旧福谷小学校などの跡地を、もんげーバナナなどを栽培するD&Tファームに売却する方針を明らかにしました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「周辺地域にも力を入れていかなければならないと努力しておりましたけれども、種が芽となって花を咲かせつつあるのかな」

 岡山市は、1988年に閉校した福谷小学校と1993年に閉校した福谷幼稚園の跡地の活用法を、2015年度から検討してきました。そして、独自の方法で品種改良したバナナやパパイヤを栽培・販売している、岡山市のD&Tファームに最低売却価格約7400万円で売却する方針を固めました。

 事業提案によりますと、小学校の校舎に本社やバイオセンターが入り、幼稚園の園舎をカフェにします。給食室、体育館、プールは栽培した作物をジャムや青汁に加工する工場にします。また、校庭にはバナナなどの苗を育てる農場などを作る予定です。

(記者) 「将来的にはあちらの学校跡で育てたバナナの苗などを、このような耕作放棄地で育てることも考えています」

(住民は-) 「空いとるからどうにか使ってほしいですなあ」

(岡山市/大森雅夫 市長) 「福谷小学校だけでなく足守地域全体にいい効果を及ぼしていけるのではないか」

 岡山市は4月中にD&Tファームと覚書を締結し、地域住民と協議を進める方針です。

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