来年春に卒業予定の大学3年生などを対象にした合同企業説明会が、高松市で開かれました。
香川労働局や香川県などが開いた「かがわーくフェア」です。県内に事業所がある約180社がブースを出しました。
来年春に卒業予定の大学3年生は企業の説明を受けました。卒業間近の大学4年生や既卒者、中途採用希望者は面接を受けることもできます。
（佐田志歩リポート） 「大学3年生の就職活動が解禁されたばかりで、一番就活生が多いはずのこの時期で、これだけ空席のブースが目立ちます。売り手市場の影響でしょうか」
今年1月末の香川県の有効求人倍率は1.74倍で、「売り手市場」が続いています。しかし、就職活動に不安を抱いている学生は少なくありません。
（Ｕターン就職を希望する大学３年生はー） 「就活もどうやったらうまくいくのかとかも、あんまりわかっていないので、内定がもらえるのかという不安もすごく大きいです。」 「エントリー始まって、エントリーシートとか履歴書を書いていく段階なんですけど、あんまり実感はないです。（就職活動が）始まったっていう。」
企業の担当者に直接、仕事の内容を聞くなどして、「働くこと」のイメージを膨らませる一日になったようです。
