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児童相談所に「児童虐待対策課」を新設へ 担当を分け、介入機能を強化 香川県

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 香川県は児童虐待の増加に対応するため、県内2カ所の児童相談所に「児童虐待対策課」を新設することを決めました。

 高松市にある香川県子ども女性相談センターでは現在、子ども相談課内の「児童虐待担当班」が、子どもの安全確認や保護を行う「介入」と、保護者への「支援」の両方を担当しています。新年度からは「児童虐待対策課」を新設し、「介入」機能を強化します。「支援」は別の課が担当します。

 一方、丸亀市にある香川県西部子ども相談センターには現在、課がなく、不登校や非行なども含め、次長が現場対応の責任者となっています。新年度からは「児童虐待対策課」と「相談支援・判定課」を新設し、「介入」と「支援」の担当を分け、それぞれ現場対応の責任者を配置します。

 去年、善通寺市から東京都目黒区に転居した船戸結愛ちゃんが、両親から虐待を受け死亡した事件では、東京の児童相談所が「保護者との関係づくりを優先し、結愛ちゃんの安全確認に踏み込まなかった」と指摘されていました。

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