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生活道路での速度抑止を…四国で初「可搬式オービス」での取り締まり開始 香川

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 四国では初めての導入です。持ち運びが可能な速度違反自動取締装置、いわゆる「可搬式オービス」を使った取り締まりが高松市で行われました。

 「可搬式オービス」とは、高速道路や幹線道路などに設置されているオービスを持ち運び可能にしたもので、四国での導入は初めてです。

(記者) 「可搬式オービはこのようにコンパクトで場所をとらない上に、後日、違反者を通知するため、駐車場所のない道でも取り締まることができます」

 従来の取り締まりでは、その場で違反した車を停車させていました。そのため少なくとも車2台分のスペースが必要で、狭い道路での取り締まりは困難でした。これに対して可搬式オービスは、後日、違反者に郵送で通知します。そのため、装置を置くスペースさえあれば、取り締まることができます。

(香川県警本部 交通指導課/大林憲広 次長) 「運転していると、可搬式オービスがあるのではないかと思っていただいて、速度を抑止していただき悲惨な事故を一件でもなくす」

 香川県では今年、交通事故で6人が亡くなっていて、去年の同じ時期の2倍となっています。可搬式オービスの導入で、これまで困難だった生活道路での取り締まりができることから、ドライバーの速度抑止や死亡事故の減少につながることが期待されています。

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