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日本唯一のおけ屋が来年廃業へ 小豆島のヤマロク醤油5代目が木おけ職人の育成に奮起 香川県

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 全国の醸造業者が、香川県小豆島で木おけ作りに取り組んでいます。

 木おけ作りが行われているのは、香川県小豆島町のヤマロク醤油の蔵元です。大阪にある日本唯一のおけ屋が来年、廃業することを受け、木おけ職人を育成しようとヤマロク醤油5代目、山本康夫さんが呼びかけました。

 この日は秋田や岐阜などから醸造業者など、約20人が参加しました。去年10月から吉野杉の削り作業を始め、出来上がった高さ2メートルの側板を組み立てていきます。

 この後、竹で編んだ「箍(たが)」をはめ込んで固定し、底板を入れて完成させます。1月26日までに、7つの木おけを作る予定です。

(ヤマロク醤油 五代目/山本康夫さん) 「少しでも多くの方に、桶で作ったものがおいしいと理解してもらえれば、(桶も)需要が大きくなる」

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