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香川県が「太陽光発電所」設置のガイドラインを作成 豊島での建設問題がきっかけか

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 豊島の問題がきっかけになったとみられます。香川県が太陽光発電所を設置するためのガイドラインを作成しました。この春から実施予定です。

 香川県が作成したガイドラインによりますと、出力50キロワットを超える発電施設を作る場合は、国の法律「FIT法」に基づいた事業計画書を、国に出す前に県に提出する必要があるとしています。

 事業計画書を県に提出した後は、事業者が地域の住民に対し十分に説明会を実施し、その報告書を県に提出するとしています。また、予定地を決める場合は、災害防止や自然環境・生活環境を守るための考慮が必要だと明記しています。さらに、事業を廃止する場合は速やかに廃止理由や設備の撤去予定などの「事業廃止届け」を提出するよう求めています。

 このガイドラインは、今年4月以降の申請から適用する予定ですが、法的な拘束力はありません。  豊島住民のほとんどが反対している、唐櫃の太陽光発電所の建設問題をきっかけに、ようやく県が作成したと見られます。豊島の建設計画は、4年前に国の認可を受けていてこのガイドラインは適用されません。

 太陽光発電所設置のガイドラインを作っている都道府県は、山梨県や高知県など5県あり、香川県が6番目となります。

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