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裁判員制度に理解を 開始から10年…現職の裁判官が香川大学で講演

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 裁判員制度が施行されて今年で10年です。学生により理解を深めてもらおうと、現職の裁判官が香川大学で講演しました。

 講演会には、香川大学法学部の学生ら約90人が参加しました。講師は高松地方裁判所の三上孝浩判事です。

 殺人や危険運転致死など重大な事件を対象とする裁判員制度は2009年に始まりました。抽選で選ばれた一般市民6人が3人の裁判官とともに有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするのかを決めます。

 三上判事は、裁判員が被告人の見た目に左右されないように、スーツや革靴に見えるサンダルを貸し出しすることなど、工夫している点を話しました。

(参加した学生はー) 「責任感はあると思うんですけど、そこを含めての裁判員裁判なので、責任を持ってできるならしてみたい」 「市民の判断が入ることによって、市民感情の反映につながると思う」

 高松地方裁判所では2017年度、11の事件が裁判員裁判の対象になりました。

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