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「普通通りの生活したい」豪雨5カ月、最後の避難者が自宅へ 岡山・真備町

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 西日本豪雨から5カ月余りで大きな節目です。13日朝、倉敷市の避難所から最後の避難者が退所し、岡山県の自治体が運営する避難所は全て役割を終えました。

 倉敷市真備町にある避難所・まきび荘、最後の退所者となった児玉充さん(36)です。

(児玉充さん) 「7月から12月か、12月まではすごく早く時間がたったような気がします」

 真備町辻田の児玉さんの自宅は1階の天井近くまで浸水、風呂やキッチンは修理中ですが階段が設置され、2階で暮らせるようになったため避難所をでることを決めました。

(児玉充さん) 「今まで通り普通通りに生活していきたいなと思って」

(記者) 「避難所の閉鎖に伴い、ダンボールベットの解体が行われています」

 倉敷市は避難所を午前7時に閉鎖し、施設の撤去作業を行いました。西日本豪雨の発生で、岡山県では一時4000人が57カ所の避難所で生活していましたが、これで福祉避難所1ヵ所を除き避難所は全て閉鎖されました。

 倉敷市は14日、災害対策本部を廃止し復興に向けた動きを加速させます。

(倉敷市 避難所統括リーダー/角南誠さん) 「避難所を出られたほとんどの方が仮設住宅とかまた修理中のご自宅とかで、まずはそういった方々の見守りそれから、また真備で安心して暮らしていただくための住宅の確保といったところで、行政が頑張っていかないといけないと思っています」

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