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百十四銀行 前会長の辞任経緯を経営陣が説明 取引先の「不適切行為」は明かさず

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 問題発覚後、初めての会見です。10月末、百十四銀行の渡辺智樹会長が突然、辞任を表明しました。辞任の理由をめぐってさまざなま憶測が飛ぶ中、経営陣が今回の問題について経緯説明をしました。

 百十四銀行本店で、中間決算発表の会見があり、綾田裕次郎頭取らが謝罪しました。

 銀行の説明によると、渡辺智樹前会長辞任の理由は今年2月に開かれた取引先との会食の場で、取引先が女性行員に不適切な行為をしたが、前会長がそれを制止できなかったためだとしています。

(百十四銀行/豊嶋正和 常務) 「(Q.取引先の企業名は?)取引先に関することですので、回答は差し控えさせていただきたい」 「女性行員が出席した理由は取引先との会食の場を和らげる趣旨であった。適切さを欠いていた。(不適切)行為の内容につきましては、女性行員の個人の事柄に関することなので、回答は差し控えさせていただきたい。元会長がそういった行為に関与した事実はないと判断しております」

 なお、綾田頭取はその会食に参加しておらず、渡辺前会長の制止は口頭だったということです。

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