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免震データ改ざん 伊方原発の総合事務所でも…四国電力「再稼働に影響なし」

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 油圧機器メーカー「KYB」による免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、四国電力は、愛媛県の伊方原発の事務所でも問題の免震装置が使われていることを明らかにしました。

 四国電力によりますと、伊方原発の7階建て総合事務所の地下に設置されている免震用オイルダンパー4台について、性能検査記録データが書き換えられたものが納入されていると連絡があったということです。

 四国電力は「建物に重大な影響が生じる恐れはないと考えるが、詳細を確認し不適合部品を交換する」としていて、10月27日に予定している伊方原発3号機の再稼働に影響はないと説明しています。

 自動車や建設向けの油圧機器を製造するKYBとその子会社は、免震装置と制振装置で性能検査のデータ改ざんを行い、改ざんがあった装置は疑いがあるものも含め、全国の986件の建物で使用されています。

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