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住民に笑顔!豪雨被災地で秋祭り 阿波踊りや子どもみこしも…倉敷市真備町

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 倉敷市真備町で秋祭りが開催され、被災した住民たちの笑顔あふれる1日となりました。

 真備町の岡田・辻田地区の秋祭りは、岡田小学校のPTAや地区のまちづくり推進協議会などが開いたものです。

 岡田地区は、小説「金田一耕助シリーズ」で知られる横溝正史ゆかりの地。全国のミステリーファンらから寄せられた277万円の募金が、地区のまちづくり推進協議会に贈られました。

 豪雨で中止になった夏祭りの分も楽しんでもらおうと、会場には焼きそばなどの屋台が並びます。訪れた人は次々と募金箱にお金を入れ、商品を受け取っていました。

 地区では被災した住民の多くが「みなし仮設住宅」などに入り、町を離れていますが、この日は少なくとも500人以上が来場しました。

(仮設住宅で暮らす住民はー) 「おなかがすいたからここへ来て」 「皆帰ってきてくれたらええと思う」

 徳島県からもお客さんです。住民を元気付けようと、阿波おどり振興協会のメンバー38人が駆けつけ、本場の阿波踊りを披露しました。

 総踊りでは地区の住民も一緒になって踊り、会場は熱気に包まれました。

 祭り最後のイベントは、子どもたちが主役の子どもみこし。今年は会場前の短い区間でしたが、子どもたちはみこしを力いっぱい引っ張りました。

 被災してからずっと静かだった町に、元気な声が響きわたりました。

(被災した住民は―) 「被災が一番悲しかったけどそれ以上にうれしいことがあったような気がします」 「がんばっていけるかなという確信があるような気がします」

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