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「人間とは何か」を考える映画 「ミネルヴァの梟」倉敷でロケ

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 3世代の夢の物語です。岡山の自主制作映画チームが新たな作品作りをしています。舞台と映画を融合させ、人間とは何かを考えさせます。

 岡山の自主制作映画チームが9月19日から倉敷市や高梁市で映画を撮影しています。

 作品のテーマは「夢」。

 人間を科学で解明するという夢を祖父や父から託された主人公が、人間らしさとは何かを考えるSF映画です。

 8日は倉敷市の酒津公園でエキストラ19人がアンドロイドを演じました。

 歩幅や間隔などを何度もやり直し、撮影し始めてから約30分後...

(大西貴也 監督) 「はいカットです!OK!よかった~」

 タイトルの「ミネルヴァの梟」は哲学者ヘーゲルが残した言葉で「真実は物事が終わった後に明らかになってくる」という意味があると言われています。

 夢を受け継いだ先には何があるのか描きます。

(大西貴也 監督) 「夢を持つっていうことの辛さみたいなものを描きつつ、それでもやっぱり人間が夢を持って生きていくっていうのが美しいっていうものを見せれたらなと思っております」

(主人公 ケント役/安田桃香さん) 「自分の持ちたいものとかやりたいことっていうのは違う場所にあって、それとの葛藤があって父親ともぶつかってしまう役なんですけど、演じてみると自分にも似たようなところがあるような気がしてきて、案外やりやすいのかなとは思ってます」

 もう一つの特徴は映画と舞台の融合。

 撮った映像を舞台で使いつつ、それをまた撮影して最終的に映画に仕上げます。

 舞台では、倉敷市に住む嘉数愛花さん(12)怜花さん(10)唯花さん(7)がナレーションに挑戦します。

(舞台に出る子役3姉妹/嘉数愛花さん、怜花さん、唯花さん) 「ミネルヴァの梟がんばります!見てください」


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