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豊島産廃の取り残し問題で…香川県が再調査実施へ

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 去年3月に、産業廃棄物の撤去を終えた香川県豊島の処分地から取り残しの産廃が相次いで見つかった問題です。浜田知事は、他に取り残しがないか改めて調査を行う考えを示しました。

(香川県/浜田恵造 知事) 「廃棄物等が集中して見つかった箇所および深い層の汚染状況の調査により、高濃度汚染が確認された箇所において、廃棄物等の取り残しがないか確認するため追加の確認調査を実施したいと考えており」

 浜田知事が、香川県議会の代表質問で答弁しました。

 去年3月に、産廃の撤去が終わった香川県土庄町豊島の処分地では、今年に入って産廃が相次いで見つかったため 県が追加調査を実施。取り残しの産廃は約610トンに上っています。

 また、処分地全体の約7割で地表から深い層の地下水が排水基準を満たしていないこともわかりました。

 このため、県は他に取り残しがないかを調べるため、30メートル四方の4区画、合わせて3600平方メートルを地表から2、3メートルほど掘削する方針を決めました。

 費用は、約900万円で全て県が負担する見込みです。

 県は、23日に開かれる専門家らによるフォローアップ委員会に諮り、10月中旬から調査を始めたいと話しています。

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