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香川の河川・道路被害 復旧事業費の査定 始まる

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 西日本豪雨では香川県の河川や道路にも被害がありました。復旧に必要な費用を決めるため四国地方整備局などによる調査が10日から始まりました。

 7月の豪雨災害で香川県でも道路の崩落や土砂崩れなどの被害が出ました。

(記者) 「豪雨災害によって、まんのう町の金倉川の堤防が約100メートルにわたって崩れました。10日にはこちらの調査を行います」

 災害査定の調査を行ったのは、四国地方整備局と四国財務局です。金倉川を管理する香川県の職員から当時の被害状況や復旧工事の方法、期間などの説明を受けました。

 この調査は復旧に必要な事業費を決めるために行われたものです。事業費のほとんどは国が負担します。そのため、地方整備局や財務局の職員が被害に遭った場所を実際に訪れるなどして、自治体からの申請額に誤りがないか確認していきます。県内78カ所から申請があり、その額は合わせて約10億2000万円です。効率よく調査を行うため申請額が1000万円以下の比較的被害が小さかった49カ所については、被災当時の写真を見て判断することにしています。

(四国地方整備局 道路部/宮武敏男 地域道路調整官) 「香川県においても雨が続いて災害が多発していると思います。より皆さまに安全で安心に生活できるような、災害に対する対応についても早急にやっていきたい」

 調査は14日までで、結果もその日のうちに出してできるだけ早く復旧工事を始めることにしています。

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