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「地域の公共交通 過度な競争抑制を」岡山市長が国に要望 新規バス路線で事業者が対立

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 岡山市の大森市長が国土交通省を訪れ、路線バスなど地域の公共交通を維持するための制度を整備してほしいなどと要望しました。

 岡山市の大森市長は、全国20の政令指定都市でつくる指定都市市長会の「まちづくり・産業・環境部会」の部会長で、部会を代表して石井啓一国土交通大臣に要望しました。

 岡山市の公共交通をめぐっては、両備グループが、競合する路線に同業他社が参入することを激しく抗議し、一時は、路線の廃止届を提出するなどしました。

 そうした一連の問題を踏まえ、大森市長は国に対し、地域の公共交通サービスを安定的に確保するための制度を整えることや、維持するための財源を確保することなどを要望しました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「現行制度では、過度な競争を生む可能性があるのではないかと。そういったことを抑制するシステムをつくっていただけないだろうかと」

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