避難生活が長期化する被災者の心のケアを行う「警視庁きずな隊」が避難所を回っています。
7月20日、女性警察官を中心とした23人でつくる「警視庁きずな隊」が被災地に入りました。岡山県警を加えた3人1組で岡山県内の避難所を回っています。
東日本大震災と熊本地震に次いで3回目の派遣で、被災者の生活相談などにあたります。女性の避難者は「プライバシーが守られているようで守られていない」とか「着替えが困る」などといった悩みを相談していました。
(避難者はー) 「女性じゃないとできないような悩みとか聞いていただいて、心が明るくなるようなお話をしていただけるので、寄り添っていただいてるなって感じで、どうにもならんことでもちょっと聞いてもらうと気が軽くなる気持ちがね」
「警視庁きずな隊」は、7月29日まで30カ所の避難所を回ります。
(警視庁きずな隊/内田明香巡査長) 「同性にしか話せないことがあると言っていただいて励みになります。同じ目線にたって話を聞くように心がけています」
(岡山県警/松崎英子警部補) 「先の見えない方が多いと思いますので、微力ながらもできることがあれば全力を尽くしてがんばっていこうと思います」