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アルミ工場爆発 周辺地区では住宅損壊と浸水の「二重苦」岡山・総社市

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 岡山県総社市で起きたアルミ工場の爆発から4日が経ちました。原因は水害と関係があるとみられていますが、被害にあった住民らは住宅の掃除など復旧作業に追われています。

(記者) 「爆発から4日経った今も、工場には立ち入ることができません。工場の一部が傾いており、今にも崩れ落ちそうな状態です」

(爆発の瞬間を見た男性は―) 「ここを出た瞬間、ものすごい火の玉になって、その瞬間にドッカーンいうて、もう何もわからなかった」

 総社市下原地区は、この爆発で約180世帯の窓ガラスが割れるなどの被害を受けました。  また、小田川の氾濫により地区全体が床上まで浸水し、「二重の被害」を受けました。この地区では8日から避難指示が解除され、住民が家の片付けにあたっていました。

(被害にあった女性は―) 「どこのおうちも、爆弾が落ちたような状態。こんなとこ(他に)ない」

 この女性は今も避難所での生活を余儀なくされています。

(被害にあった女性は―) 「思い出のもんがいっぱいあるのにな、全部ほかさにゃいけん(捨てなきゃいけない)」

 また、10日からボランティア33人が地区に入り、瓦礫の撤去作業などにあたりました。

(ボランティアスタッフはー) 「今後ずっと復興するまで、もしくは復興した後も、継続して支援はさせていただきたいなというのは、職員一同思っております」

(被害にあった男性は―) 「ありがたいことでね。みなさんにお世話になりよります」

 ボランティア活動は、11日以降も続きます。

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