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秋の豊作を願う伝統行事 小豆島の水田で「虫送り」 香川・小豆島

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 稲に付いた虫を火で追い払い、秋の豊作を願う「虫送り」が2日、香川県小豆島で行われました。

 「半夏生」の7月2日の午後7時ごろ、香川県土庄町の神社に「火手」というたいまつを持った親子連れら、約250人が集まりました。

 五穀豊穣を祈願したともしびでたいまつに火を付けます。

 参加者は、たいまつの火を水田にかざしながら歩きます。連なった光の列が水田に映って幻想的な風景です。

「虫送り」は江戸時代の初めごろ、イナゴの大発生による凶作をきっかけに、始まったと言われています。1970年には、土庄町の無形文化財に指定されました。

 虫送りは、7月7日午後7時から、小豆島の中山地区でも行われます。

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