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豊島産廃処分場跡の土壌洗浄 ダイオキシン管理目標クリアできず

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 目標値のクリアが難しくなっています。香川県は、豊島の産業廃棄物処分場跡地で汚染された土壌の洗浄を行っています。しかし、ダイオキシンの濃度が県などが示した目標値をクリアできていない事が分かりました。

 豊島の産廃処理に関して香川県が示したダイオキシンの管理濃度の目標値は、国の基準よりも4倍厳しい、1グラムあたり250ピコグラムTEQです。

 しかし関係者によりますと、この基準がクリアできていないそうです。

 このため、県は国が定める環境基準まで目標値を下げたい意向で、すでに技術の専門家らで組織するフォローアップ委員会の委員には打診をしています。

 県は豊島住民に対しても、ダイオキシン管理目標値の変更を求めました。

 しかし、住民会議は「ただちには同意できない」としています。

(廃棄物対策豊島住民会議/三宅忠治 議長) 「必ず2回は洗浄かけますと(県)は言っている。それで下がらないものに関して、我々、島民と(フォローアップ委員会の)先生方、県と話を詰めていきたい。ダイオキシンを豊島にはできるだけ残してもらいたくない」

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